にっきダイアリー

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環境にやさしいってことは

先日、社内の資材置き場を整理してたおじさんが「うわあ…」と言いながら、何かの入ったビニール袋を持って出てきました。

それがこの写真に写ってるブツ。

白いのは小麦から作られた環境にやさしい詰め物。正式な名前までは見てませんでしたがおそらくオカパックFもしくはそれに似た製品だと思います。で、黒い小さな点は虫です。

昔、うっかり米びつのふたをきちんと締め切らないまま放置してしまい、後日米を研いでる最中に水の上にぷかぷか浮いてきた虫に似てますってかそっくりです。……あれ以来米や小麦粉は密閉容器にきちんとしまい、使う分を出したらすぐにふたをするということを学習したっけ(遠い目)。

それはともかく、詰め物と虫が入ったビニールを持ってきたおじさん曰く、詰め物は小袋に入ってるタイプのものばかりで、この袋だけに虫がわいてたのだそうな。「考えてみたら、小麦からできてるってことは虫の餌にもなるわな。きっと袋のどっかに穴があいててそこから入り込んで生活してたんだろうね。ほら、食べかすが粉になってる」

みんなでしばしそれを眺め、「環境にやさしいってことは虫にも優しいってことだよね」って結論が出たところで、虫入り梱包材の小袋はサーマル処理されました。

↑の製品を探すためにググってたら生き物通信というサイトの2007年3月11日の記事で植物性梱包材にわいた虫の話がありました。状況的に全く同じなんで、こちらの梱包材にわいた虫も同じ虫なのでしょう。>Wikipedia:シバンムシ

いやあ、怖いな……あちこちの倉庫でシバンムシ発生とか。小袋でなくバラタイプだったら中に入ってる製品にも虫が入りそうだし。うちの会社は虫のわくような製品を扱う会社じゃないけれど、今後発泡スチロール製の梱包材はどんどん植物性のものに置き換わってくのだろうし、防虫ってことをしっかり考えないとだめなのかもしれないな。