にっきダイアリー

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winmail.dat - 2007/01/30

朝、会社に着てみると、上司が「お客さんから送られてきたPDFデータが読めない」と嘆いていた。
また、先様の拡張子の付け忘れか? と確認したら拡張子を pdf にしてもだめだという。
その謎のファイルをもらってバイナリエディタで見る。バイナリっぽいデータが数十バイトあり、その先には「IPM.Microsoft Mail.Note」というアスキー文字列が。さらにその下を見ていくとメールタイトルと思える文章がある。どうみても PDF のファイル形式ではない。
しょうがないので、「IPM.Microsoft Mail.Note」というキーワードでぐぐる。すると、英語のフォーラムでこの手の添付ファイルをもらって困ってる人がたくさんいることは判った。Microsoft のメールクライアントで送信したデータを Microsoft 以外のメールクライアントで受信するとそういう添付ファイルがつくこともあるらしい。と、判ったが、解決策がわからない。
しかし、上司は Outlook Express ユーザーなはずなのになんでこの形式のデータをもらうのだろう。と、詳しく聞くと、他のお客から来たデータで受信エラーが起きてしまったので、プロバイダが提供している WEB メールクライアントで受信したら、こんな添付ファイルだったとのこと。で、WEBメールクライアントでダウンロードした時の、もともとの添付ファイルの名前は winmail.dat だというので、winmail.dat というキーワードで再検索。
すると、まんまずばり「winmail.dat を受信した場合の対処法」というページがトップに出てきた。でまあ、そこに書かれているとおり http://www.fentun.com/ から fentun.exe をダウンロードして、winmail.dat のなかから問題の PDF をとりだすことができた。
よかったよかった。ということで、メモ。
ちなみに上記のページでは2005年8月の日付で www.fentun.com が工事中になっていると追記されているが、2007年1月現在は工事中じゃなくなっていて、ちゃんと exe ファイルを落とすことが出きた。そして今では、その当時代わりにダウンロードできるとされていたほうのサイトが消えているようだ。